外部流班

輸送機器の外部流れの解析

皆さんが日常で目にする車や航空機、電車に船などの輸送機器は、現代社会の物流において大きな役割を担っている一方で、環境への影響も指摘されています。外部流班ではこれらの輸送機器を対象として、主にコンピュータを用いて計算を行うことで流体の流れを再現し、様々な研究課題に取り組んでいます。また、本学所有の風洞実験設備を用いて模型回りの流れを測定し、計算結果との比較検証を行っています。現在は翼の空力性能改善や翼から発生する騒音の低減、船舶の推進性能向上を目的として日々研究しています。

翼型まわりの音響解析に対するSNGRモデルの適用

飛行機の離着陸時に展開される高揚力装置は、安全な運航に重要な一方で騒音の原因の1つとなります。そこで、音の広がりを解くLEEにより、騒音の大きさや特性を調査し、空気の流れを改善することによって騒音の低減を目指しています。

二次元円柱による音波散乱計算の結果

円柱からその直径の6倍の位置で解析解と比較した結果

2023年度 研究紹介ポスター